linux:dns-server-dnsmasq
目次
dnsmasq で DNS サーバー
自宅サーバーに自宅のLANからアクセスするときに、
http://ローカルIPアドレス/
とかする必要があって面倒なので、DHCPサーバーを立ててその手間を解消することにした。
以前は、pdnsd というものを使っていたんだけど、改めて調べてみたら、dnsmasq というのが、非常に簡単らしいので、それを使った。
ちなみに、このマシンは、Ubuntu 16.04 LTS (Xenial Xerus) を使ったサーバー。
その設定メモ。
1. dnsmasq をインストール
sudo apt-get install dnsmasq
2. /etc/dnsmasq.conf の以下を変更
必須じゃないけど、キャッシュのサイズを増やしておいた。
#cache-size=150
となっていたのを、
cache-size=2048
に変更。
3. /etc/resolvconf/resolv.conf.d/base は、以下の通り
root@host:~# cat /etc/resolvconf/resolv.conf.d/base nameserver 127.0.0.1
大元のルーターの DNS の情報は、/etc/network/interfaces の固定IPアドレス設定のところに、
dns-nameservers 10.56.90.1
とあるので、それを見て動いているのだろう。
4. 自宅サーバーの設定は /etc/hosts に書き込み
10.56.90.30 www.abc.com 10.56.90.30 www.xyz.net
以上で設定は完了。次に dnsmasq の再起動と動作確認。
5. dnsmasq を起動
root@host:~# service dnsmasq start
6. 機能しているか確認
dig www.abc.com
の結果が、/etc/hosts に書き込んだ IP アドレスになっていればOK。
;; ANSWER SECTION: www.abc.com. 0 IN A 10.56.90.30
これで OK。
投稿日:2016/06/04
linux/dns-server-dnsmasq.txt · 最終更新: 2020/05/05 09:23 by hohog