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linux:fedoracore3:02.pc不調

02.PC準備したけど不調

サーバーにするPCはあまりお金をかけたくなかったので、 以前使っていた古いPCをサーバーにすることにしました。 一度日本から撤退した、Gateway社のSelectというシリーズのPCを サーバーにすることにします。 CPUはAMD Athron 1.2GHz、メモリは 768MByte、HDDはATA100、っていうPCです。 さぁインストール開始!

あれ、インストールの途中でハングアップしたぞ。

もう一回やったら少し先までインストールが進んだけど、結局ハングアップ。 その後も何度か再インストールをやってみましたが、 いつも途中でハングアップして、なかなか最後までインストールできません。 昔、このPCでRHLはインストールできたのに、FedoraCoreでは使えないのか? でも、ハングアップの症状が毎回変わるし、なんかおかしい。 なんとか最後までインストールを完了することができても、 今度は起動している途中でハングアップ、 ターミナルを立ち上げるとハングアップ、 といった、超不安定な動作状態です。 どうも、何回か電源ONを試みてPCが多少暖まってくると、 比較的安定して動作するようですが、電源ON直後はハングアップ頻発です。

もしかして、このPCは壊れたのか?

サーバーは常時電源ONなので、一度安定動作するまでに暖まれば、大丈夫かも。。。 とか考えましたが、万一のときに再起動できなくなったら サーバー内のデータが使えなくなってしまいます。と途方にくれていたら

こんな記事が → 「SELECT JP 1200が徐々に起動しなくなります」

これだ!っと思いました。 他にも、“Gateway”, “Select” と “コンデンサ” をキーワードに検索すると、 いっぱい出るわ出るわ。うちと同じような症状の牛PCがいっぱいあるんですね。 簡単に見た情報をまとめると、

・コンデンサの電解液を作るメーカーが材料の配合を間違えました。
      ↓
・その電解液を使ったコンデンサが作られました。
      ↓
・GatewayがSelectシリーズに採用したマザーボートに、
  そのコンデンサが使われていました。
      ↓
・最初のうちは問題なく動くので、製品検査をパスしてPCは出荷されました。
      ↓
・しかし、この配合を誤ったコンデンサは、通常よりも早く劣化しました。
      ↓
・劣化が進むに従って、性能が落ち、電源生成回路が
  正常動作しなくなってきました。
      ↓
・動作時の温度や、その時々の消費電力等の、
  条件によっては、ハングアップ!

という事らしいです。「これってリコール対象じゃないのか」って思ったりしますが、 Gatewayは日本から撤退しちゃったのでどうしようもないですね。 って、まさか、これを知って撤退したんじゃないだろうなぁ。 1ユーザーにはよくわかりませんが。。 まあ、原因と思われる箇所がわかったので

気を取り直して、コンデンサ交換しましょう。

linux/fedoracore3/02.pc不調.txt · 最終更新: 2023/07/08 16:16 by hohog

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